キティちゃんの判子が押印された遺言書は有効か

生兵法で考えてみる

少し前、法律問題を紹介する番組で、タイトルの内容のテーマが話されていました。家族に「法律勉強してるなら、わかるでしょ?」と言われたけど、手も足も出ませんでした。ちょうど相続の分野には入ったところで、細かい知識も頭に残っていたハズなのに。

番組に出演していた弁護士さんよると、「遺言者が日頃から使用していると認知されているものならば有効」らしいです。キティちゃんの判子がおしてあるということは自筆証書遺言なので、関連条文を少し読んでみました。民法968条によれば

(自筆証書遺言)
第九百六十八条  
自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。
2  自筆証書中の加除その他の変更は、遺言者が、その場所を指示し、これを変更した旨を付記して特にこれに署名し、かつ、その変更の場所に印を押さなければ、その効力を生じない。

となっています。第一項を解釈すれば、自筆証書遺言が有効であるためには、

1.全文が残っている
2.日付がある
3.氏名がある
4.印が押してある

の4点が全て満たされている必要がありそうです。ということは、キティちゃんの印は確かに要件をみたしているじゃないか。ちなみに僕がもっている模範小六法には引用できそうな判例はありませんでした。

自分の法律知識に付けるタグは多いほうがいい

法律は柔軟に使えるように幅を持たせている、みたいなことを習いましたが、こんなデメリットもあるのかと感じました。

むしろ気づくの遅すぎな上にちゃんと頭を使って考えている人にとっては当たり前のことだろうに。僕が受験勉強をはじめて半年ほどですが、試験ハウツーとしての法律知識と身体知的な法律知識が乖離しています。

これは勉強の仕方として何か間違っているような気がするのです。折角勉強した内容なので、知識に沢山タグ付けをして、あらゆる検索にヒットするような知識体系を頭の中に構築しなければなりません。

input&output

学習した内容

・包括承継の抵当権移転
・特定承継の抵当権移転
・代位による抵当権移転

自作問題

・包括承継による抵当権の移転は主記登記か付記登記、またその理由を述べよ
・合併による消滅会社名義の抵当権が1個の不動産に複数設定されている場合、移転の一括申請は可能か、またその理由を述べよ
・包括承継による抵当権移転の目的を2つ答えよ
・包括承継における抵当権移転では、利害関係人の承諾書が不要である理由を述べよ
・抵当権設定、移転、相続、合併、分割による移転の登録免許税をそれぞれ答えよ
・特定承継による登録免許税を答えよ
・申請人が共同相続である場合、持分は申請内容中どこに記載するか答えよ
・抵当権の持分が移転されるとき、持分は申請内容中どこに記載するか答えよ
・新設分割と吸収分割の包括承継における登記原因証明情報をそれぞれ答えよ
・会社分割の登記申請は単独申請か共同申請であるか答えよ、またその理由を述べよ
・特定承継における抵当権移転の目的を3つ答えよ
・債権譲渡、債権放棄、代位弁済における抵当権移転の原因を3つ正確に答えよ
・債権500万円が譲渡、または弁済されたときの申請内容をそれぞれ答えよ
・抵当権の移転について、真性な登記名義の回復が許させる場合と許されない場合について説明せよ

関連分野自作問題

・新設合併と吸収合併の効力発生要件日を答えよ
・新設分割と吸収分割の所有権移転における登記原因証明情報をそれぞれ答えよ
・代位弁済、物上代位、代位登記をそれぞれ説明せよ。
・物上代位による未登記抵当権取得者と登記済当該不動産の第三取得者の対抗関係について説明せよ
・債権譲渡の効力要件と対抗要件について説明せよ

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